みなさんこんにちは、センチュリー21サグチ不動産の佐口悟です。
お盆休みの四国一周旅行も4日目、高知県を後にして愛媛県へと向かいました。
愛媛県では、「日本のスイス」と呼ばれる四国カルスト、伊予の名城・松山城、そして日本最古の温泉・道後温泉と、バラエティに富んだ観光を楽しむことができました。特に今回は奮発して、30年前に両親と一緒に宿泊した思い出の「道後温泉ふなや」に宿泊。家族三世代にわたる特別な旅となりました!
四国カルスト〜天空の絶景パノラマ〜
日本のスイスへの道のり
高知県から愛媛県への移動は、四国カルストを経由するルートを選択しました。標高1,000m〜1,400mの高原地帯に広がる四国カルストは、「日本のスイス」とも呼ばれる絶景スポット。途中、険しい山道を走りながら、徐々に開けていく景色に期待が高まりました。

まず最初に訪れたのが天狗高原。車から降りた瞬間、360度に広がる大パノラマに思わず歓声が上がりました。なだらかな草原に点在する白い石灰岩、そして遠くに見える四国山地の山々。まさに日本にいることを忘れてしまうような、異国の風景が広がっています。

家族写真を撮影するスポットとしても最高で、高知県と愛媛県の県境標識前では、みんなでポーズを決めて記念撮影。青い空と緑の草原をバックに、素敵な思い出を残すことができました。
続いて五段高原、姫鶴平を巡りました。それぞれ異なる表情を見せるカルスト地形は、何度見ても飽きることがありません。特に姫鶴平から見る景色は圧巻で、まるで天空の楽園にいるような気分を味わえました。
石灰岩が作り出す独特な地形と、そこに広がる草原の美しいコントラスト。家族みんなで「こんな場所が日本にあったなんて!」と感動の連続でした。
四国カルストでの絶景を満喫した後は、松山市内へ移動して松山城を見学しました。標高132mの勝山に建つ松山城は、現存12天守の一つとして貴重な文化財です。
この日の気温もとても高かったため徒歩ではなく、ロープウェイとリフトで登城しました。石垣や門を見ながらのまさに歴史散歩。江戸時代の人々も同じ道を歩いたのかと思うと、感慨深いものがありました。

天守閣からは松山市内を一望できます。瀬戸内海の島々、道後温泉街、そして遠くに見える石鎚山系まで、360度の大パノラマが楽しめました。
城内では江戸時代の建築技術や歴史について学ぶことができ、日本の歴史に触れる良い機会となりました。

松山城の見学を終えた後は、いよいよ道後温泉へ。日本最古の温泉として知られる道後温泉は、夏目漱石の「坊っちゃん」の舞台としても有名です。温泉街を歩くだけで、明治・大正ロマンを感じることができます。

今回は道後温泉のシンボルとなる、道後温泉本館を訪れました。重要文化財に指定されている美しい建物は、まさに日本の温泉文化の象徴。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」のモデルの一つとも言われており、その荘厳な佇まいに圧倒されました。
お盆の時期ということもあり多くの観光客で賑わっていましたが、歴史ある湯船に浸かる体験は格別でした。1,300年以上の歴史を持つ温泉に入ることで、日本の温泉文化の深さを実感することができました。
今回の旅行で最も感慨深かったのが、道後温泉ふなやでの宿泊でした。創業390年を超える老舗旅館であるふなやは、30年前に両親と一緒に宿泊した思い出の場所。
ふなやでは、伝統的な日本のおもてなしを体験することができました。格式ある和室での宿泊、季節の食材を使った会席料理、そして何より心のこもったサービス。家族みんなが日本の伝統文化を肌で感じることができました。

愛媛県では、四国カルストの雄大な自然、松山城の歴史ロマン、道後温泉の文化体験と、多彩な魅力を満喫することができました。
次回は香川県編をお届けしますので、お楽しみに!