みなさんこんにちは、センチュリー21サグチ不動産の佐口悟です。
前々回より続いた鹿児島のおとなの修学旅行の最終日です。
この日は、島津家の偉業とも言える「仙巌園」と「旧集成館機械工業」を、その後桜島を巡って来ました。
まずは、島津氏の別邸「仙巌園」。
仙巌園は当時の当主島津光久が、錦江湾を池に、桜島を築山に見立てて建築された、なんとも壮大な庭園です!!!
お殿様気分になり仙巌園を散策した次は、この日のメイン「旧集成館機械工場」です。
当時薩摩藩が「 薩摩藩遣英使節団 」を欧米に派遣し、その欧米の最先端武器製造や航海術を学び、反射炉やガラス工場に紡績工場など、日本初の近代的な工場群を集成館と名付け事業化したそうです。
前日の西南の役を巡るコースを案内していただいたガイドさんに、鹿児島県の産業をお聞きしたところ、農産物や観光のいわゆる第1次または、第3次産業と仰られました。
今から165年程前は鹿児島県が機械生産等の最先端を行っていたにもかかわらず、いま僕が思いつく鹿児島県の第2次産業と言えば、薩摩切子ぐらいかなと・・・。
なぜ西郷隆盛は、集成館事業を承継しなかったのかと思いました。
さて続いては、錦江湾をフェリーで渡り「桜島」へ。
実は桜島は錦江湾に浮かぶ島でしたが、過去の大噴火により現在は大隅半島と陸続きになっております。

この日も噴煙を上げておりましたが、これは小規模だそうで、時には大噴煙を上げ鹿児島市内に灰を降らせることもあるそうです。
観光客が入ることの出来る「湯之平展望所」まで行き桜島を近くまで望んで来ましたが、先ほどの仙巌園から望む桜島が一番美しく感じられました!

さあこれで主な日程をすべて終えて、空港へ向かうところでしたが、前日のガイドさんに「大久保利通銅像の馬は見られましたか?」と聞かれ、何かわからなかったのでお聞きしたところ、大久保利通が暗殺された時に一緒に殺された馬車夫と馬の像が大久保利通像裏側の足元にあるとのこと。
それは地元の人々も知らないうんちくで、僕は前日正面からしか見ておりませんでしたので、これはもう一度確かめなければと再度大久保利通像へ。

さてこうして僕のおとなの鹿児島修学旅行は終わりました。
今回は歴史をよく学び、現地へ足を運ばなければ知り得ることの出来ない事実や体験が出来てとても充実した鹿児島の旅となりました!!!
今度のGWにはマイカーで北関東を巡る予定でありますので、またご紹介出来ればと思います。